師走の回顧録

 「そうか…今週はチャリで艇庫に向かわないでいいのか。オフ期間になったもんな。家でゆっくりする金曜日の夜は久しぶりだからすごく変な感じだ…」

 

 

 

初めまして。新2回生プレーヤーの松尾遼平です。今回がブログ初投稿となります。

今日は本当に寒いですね…。おしくら饅頭をしたくなるレベルです。

「寒い」といえばこの前の秋新(関西学生ヨット新人選手権大会)も本当に寒かったです。1日目にKABUTOに乗っている時が特に寒かったです…。僕はこの秋新が初めての本格的なレースでした。レースを通して様々な課題が見つかったので、それをオフ期間の間に潰して春合宿に臨めるようにしたいです。

 

さて、僕たちがヨット部に入ってからもう7か月ほど経ちました。入部したときのことがまるで昨日のことのように感じられます。まさに「光陰矢の如し」。

癖の強い個性豊かな仲間たちに出会い、ヨットというスポーツがかなり頭を使うものだと知り、クルーの動作を覚え、ハイクアウトの辛さを知り、ファミリーデーで親をヨットに乗せ、GMと共にクルージングに行き、ヨットの奥深さに気づき…となかなか濃密な時間でした。

また、この期間で実に多くの人に出会いました。文字通り「同じ釜の飯を食」った先輩や同回生たち、熱心に指導してくださるOBさん・コーチ・監督、艇庫が隣の神戸大学、七帝戦で知り合った東大や北大のヨット部員たち、琵琶湖で話したオックスフォード大のセイラ―達、夏のクルージングで出会った坊勢島の漁師さん、同じ船に乗り同じご飯を食べたクルージングメンバーの方々…などなど縦にも横にも人との「繋がり」が広がった1年だったと思います。これからもこの「人の輪」を大事にしていきたいものです。

 

5月に入部した時のことも懐かしいのですが、1年前のことはさらに懐かしいですね(笑)。1年前といえば受験勉強に追われる日々を過ごしていて、ヨットのヨの字も知らなかったと思います。流石にそれは言い過ぎかもしれませんが、まさか自分が大学でヨット部に入って11月末の海に入っているとは予想もしませんでした。(笑)

受験生の皆さん。今は苦しいかもしれないけど、とりあえず悔いの残らないよう全力で頑張ってください。勉強に行き詰ったときは「大学入ったら何のサークル入ろうかな~」など楽しい想像を膨らませてみてください。阪大ヨット部のHPを息抜きついでに見てみるのもいいかも。厳しい受験勉強を乗り越えた先にはきっと(自分の予想以上の)面白い大学生活が待っているはずです!

 

冒頭にも述べましたが、最近本当に寒いので皆さん体調を崩さないよう気をつけてください。(僕も気を付けます。そして、寒いと噂の春合宿に備え体力づくりに励みたいと思います。冬眠前の熊のように食べまくります。)

 

 

 以上、長々と失礼しました。次の担当は、秋新1日目にめでたく誕生日を迎えた宮本華(新2回生)です。お楽しみに!